モンタル チョコレートグリーディー Montale - Chocolate Greedy
バレンタインデーが近いのでさらっとチョコレートの香りのお気に入りを。
最近モンタルのフレグランスをちょこちょこ集め出しています。
自分の好きなウードやグルマン系が幅広くあるのであれもこれもと欲しくなる。
手持ちの中でとくにお気に入りなのがこのChocolate Greedy。
Montale - Chocolate Greedy
リリース:2007年
調香師:Pierre Montale
ノート:コーヒー、カカオ、トンカビーン、ビターオレンジ、バニラ、ドライフルーツ
--------------------------------------
リッチなガナッシュの美味しそうな香りからかすかにビター・オレンジの香りを感じる、最高級のトリュフのイメージ。ラストノートは優しく官能的なSWEET & BITTERなチョコレートの香りの香水。
(オフィシャルサイトより)
まさに高級トリュフ。
スプレーした途端ナッツのような濃厚なカカオの香りが漂い、その後すぐにビターなオレンジが前面に。カカオとオレンジが混ざり合いオランジェット(オレンジピールにチョコレートがかかっているお菓子)をイメージさせる。
次第にミルキーなバニラが顔を出し、柑橘っぽさはゆっくりと消えて甘いミルクチョコレートに変化。このまろやかなバニラが長く長く続く。オレンジが消えてから3〜4時間はチョコ<バニラの印象。その後肌に残るのはかすかにドライフルーツやトンカビーンを含んだ、香ばしいチョコレートノート。
貰い物の、綺麗な箱に入った高級ショコラブランドのチョコレート詰め合わせ。
まずオランジェットに手を伸ばし、なんだかお洒落な味、なんて思いながらホットミルクを口に含む。そして真ん中の丸いトリュフを頬張り、やっぱりこれが一番だなとゆっくり味わう…そんな光景が目に浮かぶよう。
最始から最後までブレない美味しそうな香りだ。
(via. fragrantica.com)
自分はバニラが絶望的に香らない体質で、甘いお菓子のような香りはまったくというほど続かなかったのですがこれはバニラっぽい香りが一日中続いてくれます。(ここまで書いたところで自分と同じようなレビューをたくさん見つけました)
おそらくこの甘さはバニラでなくてチョコレートのはずなんだけれど、自分の肌ではビターなカカオというよりはもっと練乳ぽいミルキーな香り=バニラっぽい?になる。他の人はどうなんだろう?
どちらにせよストレートにグルマンでおいしそうな香りが自分の肌で続いてくれる香水はレアなので嬉しい。他のモンタルのバニラ系も試してみたいところです。