アクオリナ ピンクシュガー Aquolina - Pink Sugar
有名な「ピンクシュガー」やっと買った。
香水好き、とくにグルマン系が好きなら必ず耳にしたことがあるであろうこのフレグランス。ebayで100ml $10程と破格で投げ売りされているが、たまたまドラッグストアでボディークリームとボディウォッシュがセットになったのがセールだったのでそちらを購入。
セレブリティでいうとセレーナゴメスやアリアナグランデが昔愛用していたとか、ユーチューバーだとキャサリーンライツが紹介していて有名。
それ以前に2000年代にブームになったし確か日本でも発売されてたような？
ミュグレーのエンジェルにロリータレンピカ、グルマンがブームになって「ええい、そんなに甘いのが好きならこれでもくれてやる！激甘ピンクシュガーだどうだ参ったか！」とばかりにリリースされたような印象の（知らんけど）ストレートな砂糖の香りの香水。ティーンエイジャーの女の子を中心に人気が爆発的に広がった。「こういうのでいいんだよ」なグルマンフレグランス。
Aquolina - Pink Sugar
リリース：２００４年
調香師：？
ミドル：レッドベリー、スズラン、リコリス、コットンキャンディー、ストロベリー
ベース：ムスク、バニラ、キャラメル、トンカビーン、サンダルウッド
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最初に嗅いだ感想を単刀直入にいうと「思ったよりもおいしそうな香りじゃなかった。」（笑）プチプラな価格帯とパッケージ、更に名前からでも人工的な香りなのは想像するに難くない、それは分かっているんだ、ただそれを上回る人工さなんだ…。ザ・エチルマルトールという感じ。
とくにトップノートはベルガモットやらフィグリーフというのが一緒くたになって咳止めシロップのような香りがする。３０分もするともう少しカラメル的な砂糖寄りの香りに変化していくが、それでもつけた部位に顔を近づけると駄菓子のいちごガムの香りがする。
そのシンセティックな香りのせいだからかは分からないが、この香水は肌から離れて香る気がする。分かるだろうか、同じ「スイート」でもハイエンド/ニッチのグルマンの、肌とうまく馴染んでうっとりする甘さとは質がだいぶ違う。
近づいて嗅ぐよりも遠くからふっと香ってきたほうが良い香り、みたいな…。拡散力も持続力も中々強いし、つけている本人よりも周囲の人間の方が心地よい香りを楽しめそう。服に残った香りを嗅ぐと、おいしそうなコットンキャンディの香りだから不思議。
プチプラ香水にそんなハイクオリティを求めること自体が間違っているんだけれど、この四の五の言わないストレートなスイートさ、好きです。
多少方向性は違えどブリトニースピアーズのファンタシー辺りが好きな人には楽しめるんじゃないかな。
