カルバンクライン Calvin Klein - CK One Red Edition for her
何年も前に買って棚の奥にしまい続けていたカルバンクラインのCK one Redをこの夏引っ張り出してきて使っていた。まだ売ってるのかな?
CK One(シーケーワン)といえばユニセックスで誰でも使えるカジュアルなフレグランスとして90年代にヒットした香水だが(訳知り顔で書いているが私はその世代ではない、)2014年にリリースされたCK one RedはFor HimとFor Herの2種類に分かれている。For Himのほうはデザインが違って、ブラックボトルに赤のロゴ。
香調…
トップ:ウォーターメロン、バイオレット
ミドル:フローラル
ラスト:パチョリ、アンバー、ムスク
オフィシャルでは"Addictive Floral(中毒性のあるフローラル)"とあるけれど個人的な第一印象はスイカ+ムスク。
スプレーした瞬間、まず香るのはウォーターメロン。瓜っぽい、水っぽいようなそんな感じ。マリンノートではないけれど不思議とリフレッシュできる。ここでバイオレットはあまり感じられない。その後フェードしたウォーターメロンが残ったまま柔らかいフローラルが香り、最後にムスクが前に出てくる。
オードトワレなので香り自体かなり弱めだし30分も過ぎたらラストノートに到達してしまうが、このラストのムスクがどういうわけかかなり長持ちして、せっけんぽい香りが肌に近いところで微かに一日中香り続ける。←これは体質によるかも
賦香率は低くてボディスプレーのように気軽に使えるのと柔らかなムスクの香りが続くので、真夏の暑い日には重宝した。
プロモーション映像は...若者若者ォ!してる(何)
Ck Oneのイメージを引き継いだ、ガンガンな音楽に合わせて踊るヤングキッズって感じね。確かにクラブだとかサマーフェスだとか汗をがっつりかくシチュエーションにはもいかもしれない。
個人的にこの香りから思い起こすのはフェスでも夜遊びでもなく、「小学校1年生の夏休み。」すいません(笑)
8月、真夏。太陽の下汗だくで遊んで、スイカにかじりついて、また遊んで遊び疲れて、まだ陽も落ちきっていない夕方6時、お母さんに兄弟もろともお風呂につっこまれてシャワーを浴びる…といったイメージ。
「夏のお風呂上がり」だな。うん。
この香り自体、大好き!というわけでもないんですが、私のようにシトラス系、マリン系、一部のフルーティもダメというサマーフレグランス見つけられない人間にとってはありがたい。
夏休みの小学生でもクラブ通いの若者でもインドア女でも誰でも使える CK One Red Edition for herでした。